関東砂糖株式会社

お砂糖タイム

"甘味"は最大の嗜好品。わたしたちの生活に喜びと安らぎを与えてくれます。
砂糖は、太陽エネルギーから生まれ、自然がいっぱい。
からだや頭にとって大切なエネルギー源でもあります。
そのような砂糖の魅力にぜひ触れてみてください。

砂糖の常識 Q&A

砂糖は自然食品ですか?

植物は、光合成によって太陽エネルギーを炭水化物にかえて蓄えています。砂糖の原料となるさとうきびやてん菜は、この働きが活発で、炭水化物をしょ糖の形でたくさん蓄えています。 これらの成分をほぼ純粋に近い形でとり出した砂糖は、自然の恵みがいっぱいの食品です。

砂糖はなぜ固まるのですか?

水分と関係があります。製造直後の上白糖には、約0.8%の水分が含まれています。ところが、保管条件によって砂糖は変化し、乾燥した場所では水分が蒸発して固まってしまうのです。
砂糖の表面は、薄いみつ膜(しょ糖と転化糖と水の混合液)に包まれています。外気が乾燥すると、みつ膜から水分が奪われ、みつ膜の濃度が高くなり、溶けていたしょ糖分が結晶となって析出します。
この結晶が接着剤の役割となって砂糖の固まりができるのです。
固まっても、性質に変化はありませんから、霧吹きをしたり、砕いたりしてお使い下さい。

砂糖が黄ばんでしまいました。そのまま使えますか?

砂糖の原料であるさとうきびやてん菜には、微量のアミノ酸が含まれています。砂糖を長時間保存するとこのアミノ酸と糖がメイラード反応を起こして黄ばんでしまうのです。
なお、味には変化ありませんので、そのまま使うことができます。

砂糖の性質 Q&A

食品をやわらかくする?

砂糖をたっぷり使ったカステラは、いつまでもしっとりとしてやわらかいです。
これは砂糖が水分をかかえ込んで、乾燥から守ってくれるからです。砂糖を入れたすし飯は、ボロボロになりくいのも砂糖の保水性のおかげなのです。

メレンゲやホイップクリームの泡立ちをよくする?

卵白でつくるメレンゲや生クリームでつくるホイップクリームは、砂糖を加えると泡立ちがよくなります。砂糖が水分をとりバランスをとって泡が安定するのです。

脂肪の酸化を防ぐ?

砂糖は、バターなどに含まれる脂肪の酸化をおさえることができます。砂糖を多く含んだ溶液には酸素が溶けにくいからです。しぼりたてのジュースに砂糖をたっぷり入れると、ビタミンCが分解しにくくなります。

腐敗を防ぐ?

砂糖をたっぷり使ったお菓子が腐りにくいのは、砂糖がまわりの水分をとってしまう(浸透圧)ことによって、微生物が細胞の水分を奪われて繁殖できなくなるからです。

パンをふっくら焼き上げる?

イースト菌は、砂糖やブドウ糖などの糖分を発酵させて炭酸ガスとアルコールを発生させます。この炭酸ガスがパンをふくらませるのです。また、果実酒を製造するときに砂糖を加えると発酵し、アルコール度を増すことができます。

香ばしい匂いとおいしそうな焼き色をつける?

しょうゆに含まれるアミノ酸や菓子類に含まれるタンパク質は、糖と反応しておいしそうな焼き色をつけたり、香ばしさを出したり、つや出し効果もあります。

ゼリー化にする?

ジャムやマーマレードは、くだもの中のペクチンがゼリー化したものです。ペクチンがゼリー化するのは、網目状につながったペクチンの中に砂糖が水分を保持するためです。

苦みや酸味をやわらげる?

コーヒーや紅茶に砂糖を入れると、苦みやしぶみがおさえられ味がやわらかくなります。また、魚を煮るときに砂糖を加えると臭みが消えます。

温度による変化で変わる?

105度くらいでシロップ、105~120度でパンなどの白いころもとなるフォンダンができます。ベッコーあめは160~165度、195度以上になるとカラメルができあがります。

砂糖の働き Q&A

ぶどう糖と果糖に分解される?

からだの中にはいった砂糖は、膵液、腸液中のサッカラーゼによってぶどう糖と果糖に分解され、小腸に入って吸収されます。そして、門脈を通って肝臓に入り、そこで果糖もぶどう糖にかえられます。

細胞の生命活動を支えている?

ぶどう糖は血中に入り、全身の細胞膜から細胞内に取り込まれます。
さらに、細胞の中にある酵素によってぶどう糖は次第に酸化分解され水と二酸化炭素になるのですが、この過程で発生するエネルギーが細胞の生命活動を支えているのです。

疲労回復に即効性がある?

砂糖は、食べてから2~3分という速さで血液中の糖分になるので、疲労回復に即効性があるのです。疲れたとき、からだが甘いものを要求するのも分かります。

でんぷん粉はエネルギーになるまで時間がかかる?

多糖類であるでん粉は、口や胃の中で二糖類の麦芽糖およびデキストリンにかえられ、それから小腸でぶどう糖になって吸収されるため、エネルギーになるまでの時間が砂糖よりも多くかかってしまいます。

欠くことのできない栄養素?

砂糖は、記憶能力の回復、気分を鎮める働き、睡眠の促進など、子供の心身の発達にとって欠くことのできない栄養素です。脳や神経のエネルギー源となるのはぶどう糖だけです。

摂りすぎには子供を過剰行動にさせる?

砂糖の摂りすぎは子供を過剰行動に走らせるといった説は、今や科学的に否定されています。バランスのとれた砂糖の摂取は、脳を働かせ、生命を維持し、健康を守っていくのになくてはならない必要なものなのです。
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